トロッコ
トロッコ・レールの解説
アイテムリスト
トロッコ(Minecart)
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レール上をプレイヤーや動物を載せて運ぶことができる。 長距離ならば徒歩より速く移動することが可能。 右クリックで乗車、Shiftキーで降車。 Shiftキーを押して降りる場合、周囲に縦2ブロック以上の隙間がないとブロックに埋まりダメージを受ける事があるので注意。 手に持った状態でレール上に右クリックで設置できる。 ダメージを与えて破壊するとアイテム化する。 トロッコに乗った状態で、前進・後退キーを押すと加速させることができる他、 レールから脱線したトロッコは自由に押すことができ、レールに重ねると軌道に戻すことができる。 ボートと異なり水中では沈む。水中で乗り続けると窒息死してしまう。 |
かまど付きトロッコ(Minecart with Furnace)
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燃料を右クリックで投入することで自走するトロッコです。乗ることはできない。 進んでいる間、他のトロッコをいくつでも押すことができる。 ただしトロッコが重なっていると押すことはできない。 普通のかまどとは違い、右クリックでインベントリは開けない。 そのため、同時に燃料に出来るのは1個までである。また、燃料も「石炭」か「木炭」に限られる。 石炭または木炭1個使用すると、3.4m/s(3.4ブロック/s)の速度で3分間稼働する。 壊すとかまどとトロッコがドロップする。 |
チェスト付きトロッコ(Minecart with Chest)
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トロッコにチェストが付いたもの。乗ることはできない。 通常のチェストと同じようにアイテムを収納できる。 壊すとチェストとトロッコがドロップする。 ホッパーやドロッパーを隣接すれば自動でアイテムを入れることができ、 またホッパーの上にShiftでレールを設置しておけば、チェスト付きトロッコが上に乗った時に中のアイテムを取り出すことができる。 |
TNT付きトロッコ(Minecart with TNT)
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トロッコにTNTが付いたもの。乗ることはできない。 壊すとTNTとトロッコがドロップする。 着火するにはアクティベーターレールが必要。アクティベーターレールで爆発した場合、レールやレールの下のブロックは破壊されない。 アクティベーターレールの他に次のような条件で爆発する。この場合はレールやレールの下のブロックも破壊する。 |
ホッパー付きトロッコ(Minecart with Hopper)
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トロッコにホッパーが付いたもの。乗ることはできない。 壊すとホッパーとトロッコがドロップする。 ホッパー付きトロッコの上のブロック上に落ちているアイテムを回収できる。 ver1.5.2時点ではバグによりホッパートロッコ上のブロックの北西角に落ちたアイテムは回収できないことがある。→ |
レール(Rail)
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ブロックの上に設置するとトロッコが通れる道(線路)になる。 向かって横方向に別のレールを設置しても自動的に曲がって繋がる。 また、一段上のレールに繋がる場合は斜めに傾き坂になる。 スイッチやレッドストーン動力のON/OFFでカーブの方向を変えることが出来る。 |
パワードレール(Powered Rail)
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トロッコを加速・減速させるレール。信号を受けるとトロッコを加速させ、入力がなければ減速させる。 複数並べて設置した場合、接続されているパワードレールへON信号を最大8ブロック分伝える。 レールと違い曲がらないので直線だけ有効。 |
ディテクターレール(
Detector Rail)
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感圧式スイッチを組み合わせたレール。 真上にトロッコが乗ると、レール自体と設置されているブロックを動力源化する。 レールと違い曲げることはできない。 ディテクターレールの横にコンパレーターの後ろ側を接続すると、 |
アクティベーターレール(
Activator Rail)
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レッドストーン動力のON信号を受けているとき、上を通ったTNT付きトロッコに着火します。 またホッパー付きトロッコのアイテム回収を停止させることもできる。 ON信号を受けていないときは何の動作も起こさず、普通のレールと同じです。 レールと違い曲がらないので直線だけ有効。 ver1.8から、レッドストーン動力のON信号を受けているとき、通常トロッコに乗ったMobを降車させるようになった。 |
トロッコの速度
上り坂を登る際は水平なレールを走る時とは比べ物にならない程の動力が必要。
勢いをつけた方が登る力は強く、有人かつ最高速度状態なら上り坂を1ブロック進むのに水平レール10ブロック分の動力で済む。
それより遅い、または坂の途中で最高速度を維持できなくなった場合、登る力は急激に失われ急減速も発生する。
有人のトロッコの方が無人と比べて遥かに長い距離を走行可能。
(ON状態のパワードレール×2を通した後に水平なレールを走らせた場合、無人は完全静止まで16ブロック、有人は10倍の160ブロック)
しかし、中にアイテムが入っていないチェスト付きトロッコとホッパー付きトロッコは、有人トロッコと同程度の距離を走行可能。
ただし中に入っているアイテムが多いほど、距離が短くなってしまう。
パワードレール(
Powered Rail)
OFF状態のパワードレール2個を並べた上をトロッコが通ると、下り坂途中、また、どれほど速度が出ている状態であっても、確実に停止する。
(逆に言えば、どちらも1個だけでは足りず確実でないケースがある)
それ以降は通常レール約32個毎にON状態のパワードレール1個を設置すれば最高速度を維持したまま快適走行が可能。
(無人トロッコならば、通常レール3個に対してON状態のパワードレール1個)
それ以上、40個毎や50個毎間隔の設置になると、若干速度の落ちる区間が出始める。
「OFF状態のパワードレール上で停止したトロッコが、パワードレールがON状態になったら再び動き出す」ような仕組みを作りたい場合は、
パワードレールを進行方向に向けての下り坂に、斜めに設置しよう。
または、パワードレールのトロッコの進行方向ではない側にブロックを置いても、
パワードレールでトロッコの進行・停止を制御できる。
- 推進力の保存
- トロッコの最高速度の上限は8m/s(8ブロック/s)で、これ以上の速度は出せないが、
- その状態でもON状態のパワードレール上や下り坂を通過した際に得た動力は、トロッコ内部に密かに蓄えられる。
- 例として、走行開始時にON状態のパワードレール×2の上を通過したトロッコは、
- 最高速度の状態を30ブロックちょっと維持し続けた後、徐々に減速して最後は160ブロック前後で停まるが、
- ON状態のパワードレール×10の上を通したトロッコは、その後に加速機構がなくても
- 最高速度の状態を200ブロックちょっと維持し続けた後、徐々に減速して最後は330ブロック前後で停まる。
- (※いずれも有人トロッコかつ水平なレール上を走らせる場合)
長距離間におけるパワードレールの最適な間隔
以下の表は、スーパーフラットで2000ブロックの直線のレールに、パワードレールを異なる配置間隔で置いて2km先のゴールに辿り着くまでの時間をテストした結果。
パワードレール間隔 | 2km到達時間 | スピード | 減速率 | パワードレール間隔 | 2km到達時間 | スピード | 減速率 | |
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28m 間隔 | 250秒 | 8.00 m/s | 0.0% | 44m 間隔 | 271秒 | 7.38 m/s | 7.7% | |
29m 間隔 | 250秒 | 8.00 m/s | 0.0% | 45m 間隔 | 281秒 | 7.12 m/s | 11.0% | |
30m 間隔 | 250秒 | 8.00 m/s | 0.0% | 46m 間隔 | 281秒 | 7.12 m/s | 11.0% | |
31m 間隔 | 250秒 | 8.00 m/s | 0.0% | 47m 間隔 | 290秒 | 6.90 m/s | 13.8% | |
32m 間隔 | 250秒 | 8.00 m/s | 0.0% | 48m 間隔 | 301秒 | 6.64 m/s | 16.9% | |
33m 間隔 | 252秒 | 7.94 m/s | 0.8% | 49m 間隔 | 306秒 | 6.54 m/s | 18.3% | |
34m 間隔 | 250秒 | 8.00 m/s | 0.0% | 50m 間隔 | 308秒 | 6.49 m/s | 18.8% | |
35m 間隔 | 253秒 | 7.91 m/s | 1.2% | 51m 間隔 | 306秒 | 6.54 m/s | 18.3% | |
36m 間隔 | 251秒 | 7.97 m/s | 0.4% | 52m 間隔 | 314秒 | 6.37 m/s | 20.4% | |
37m 間隔 | 252秒 | 7.94 m/s | 0.8% | 53m 間隔 | 311秒 | 6.43 m/s | 19.6% | |
38m 間隔 | 251秒 | 7.97 m/s | 0.4% | 54m 間隔 | 319秒 | 6.27 m/s | 21.6% | |
39m 間隔 | 258秒 | 7.75 m/s | 3.1% | 55m 間隔 | 322秒 | 6.21 m/s | 22.4% | |
40m 間隔 | 259秒 | 7.72 m/s | 3.5% | 56m 間隔 | 319秒 | 6.27 m/s | 21.6% | |
41m 間隔 | 263秒 | 7.60 m/s | 4.9% | 57m 間隔 | 333秒 | 6.01 m/s | 24.9% | |
42m 間隔 | 267秒 | 7.49 m/s | 6.4% | 58m 間隔 | 339秒 | 5.90 m/s | 26.3% | |
43m 間隔 | 270秒 | 7.41 m/s | 7.4% | 59m 間隔 | 345秒 | 5.80 m/s | 27.5% |
パワードレールの最適な間隔は、38ブロック (つまり、37個の通常レール、1個のパワードレールの繰り返し)で、
トロッコはほぼ 8 m/s に近い一定速度を維持できていることがわかる。
移動中のトロッコは 1/20秒 につき動力を費やす。
8 m/s で移動中のトロッコは 0.9m/s 毎に蓄積した動力を費やす(つまり 2 または 3ブロック 毎に動力を費やす)
もし 3ブロック目に動力を費やす時にパワードレールを設置されていると、1/3のブーストが無駄になる事になる。
レールの接続方向の優先度
配置するレールの曲がり方などが複数考えられる場合は、方角などによる接続の優先度がある。
段差がある場合も以下の優先度が適用される。
レッドストーン動力のON/OFFでレールの曲がる方向を変えられますが、
ONのときに優先度の低い向き、OFFのときに優先度の高い向きになる。
- すでにレールの両端が他のレールとつながっている場合、後から直線にしたり曲げたりすることはできない。
- 直線とカーブが考えられる場合は、カーブが優先される。
- カーブの優先度は、 東-南 > 東-北 = 南-西 > 西-北 。
- パワードレールなど直線でしか置けないレールの優先度は、 東-西 > 南-北 。
トロッコの進行方向の優先度
- 十字路
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- 水平な直線レールに横側からぶつかった場合、東もしくは南に向かう。
- 傾斜に横からぶつかるとき
-
- 傾斜レールに横側からぶつかった場合、下る方向に向かう。
- これは、上記の十字路の法則よりも優先される。
- カーブに外側からぶつかるとき
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- カーブに外側からぶつかった場合、直進する。
- 傾斜の先にブロックがあるとき
-
- 傾斜を下った先のレールの上にブロックがある場合、
- トロッコは登ることはできるが下ることはできず、一方通行の線路になる。
- 登り傾斜の先に傾斜があるとき
-
- 上のレールに吸い付き、下り方向に向かう。
- 逆に上のレールから下のレールには行くことはできず、一方通行となる。
トロッコへのダメージによる自動降車
曲がり角の当たり判定
なので以下のようにすれば減速や窒息ダメージを受けることはない。
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